註2;<半蔀>

僧が菩提を弔おうと、五条に住むという女性を訪ねる。

半蔀に夕顔の蔓が絡みつく寂しげな家があり、半蔀をあげて夕顔が現れる。

光源氏との恋の思い出を語り、舞を舞い、半蔀の中に消えていく、という優美な能。